Ink(インク)【映画感想・解説】幻想世界で繰り広げられる愛の物語

 
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皆さんこんにちは
今回は悪魔に魂を狙われた娘と父親の物語
「ink」を紹介します。




評価

Ink(原題)
出典元:https://filmarks.com/movies/71838

オススメ度:★★★★★

ここまで涙した映画は久しぶりだったな。

離ればなれになった
父親と娘が再び巡り会い
幸せを取り戻していく。

一見すると普通の家族もの映画だけど
「Ink」はこうした展開に
天使や悪魔といったオカルト要素を盛り込んでおり
ひと味違った感動映画を楽しむ事が出来る。

それと悪魔とはいったけど
スプラッター要素は一切無いので
ホラーが苦手な人でも問題なく鑑賞出来る。

というかむしろ見て下さい。
本当に素晴らしい映画なので。

解説(ネタバレ注意)

冒頭では何が起こっていた?

まず映画冒頭で寝ている人々に
頭を添えている人達の正体から。

あれは「語り手」と呼ばれる、
分かりやすく言い換えると「天使」のようなもの。

あのように毎晩、枕元にやってきて
人々に良い夢を見させているのだ。

そして同じく
枕元に来て人々に悪夢を見させている
顔をプレートで仕切っている
不気味な集団が「悪魔」である。


両者はこのように
毎晩、様々な人々に
良い夢や悪夢を見させているのだ。

しかしそんな中
エマの枕元にだけは
天使でも悪魔でもない
醜悪な姿をした男がやってきた。

そして「天使達」と争った後、
太鼓を叩きどこか別の次元に消え去ってしまった。
あの太鼓は別世界に入る為の
「鍵」のようなものだと自分は解釈している。

インクの正体

インクの正体は
エマを病気で失った世界線で
失望の末、自殺してしまったジョンのなれの果てだ

彼は仕事ばかりで
エマの傍にいれなかった「罪悪感」から
あのような姿になってしまい、

自殺で出来た傷や罪悪感の苦しみから
逃れる為、娘を生贄に捧げ
「悪魔」になろうとしていたのだ。
(ただしこの時のジョンには記憶が無いのでエマだと認識していない)

森で出会った案内人の正体と目的は?

森で女が目をテープでふさがれた男と
色々話している場面。

なんだか訳の分からない事を言っているけど

要するに
エマと干渉して彼女が病気で死ぬはずだった
運命を変えようとしているのだ。

「刺激を与える」というのは
父親をエマの病室に向かわせ
励まさせる事。

基本的に悪魔と天使は
人間に直接干渉する事は出来ない。
出来ても脳内に語りかける程度である。

なので、人間と直接干渉出来る存在が必要なのだ。
それが目にテープを貼った「案内人」なのである。
(自分はこのように解釈している)


ジョンに語りかけていた声の正体は?

ところでエマの父親「ジョン」は
時折不思議な声が語りかけてくる時があるが
あれは何なのだろうか?

あれは「悪魔」がエマの看病より
商談を優先させるように語りかける
「悪魔のささやき」である。

ああやって悪魔は
ジョンを陥れて、「インク」に仕立て上げ
エマの魂を手に入れるのが目的なのだ。

放浪者って何者?

「放浪者」とは
死後、自分の居場所が見つけられず
「語り人」にも「悪魔」にもなれなかった
魂の事らしい。

悪魔達はこの魂達に
悪魔の集会へ参加出来るコードを託しているのだ。

どうして「エマ」が2人いるの?

しかし物語が進むにつれて
入院している「エマ」と
連れ去られている「エマ」の2人が登場するようになってくる。

実はこのエマ達は
それぞれ別の世界線に存在しており
同一人物ではないのだ。

詳しく説明するとややこしいので
とりあえず
「エマ」が入院している世界と
「エマ」が連れ去れている世界
2つの物語が同時進行していると
理解すれば問題ないだろう。

エマとインクの傍にいた「語り人」の正体は?

インクやエマと一緒にいた
語り人は結局何者だったのか?

劇中では一切正体が明かされていないが
個人的にはあの「語り人」は未来の「エマ」だと考えている。

ジョンのように死後は
「インク」のように別の存在になるとすれば
当然、「語り人」になる可能性だってある。

つまりエマの魂が転生して
「語り人」になったのではないだろうか?

まとめ

不思議な世界感で
紡がれる親子の絆を描いた映画「ink」

特に最後、インクとエマが抱き合う場面は
本当に感動した。

これ考えた人は本当に天才だと思う。

ただ日本語字幕のフォントが白すぎて
読みづらいのだけは残念だったな・・・。

それでは今回はここまでにします。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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