穏やかな暮らし【映画ネタバレ・感想】過去から逃げ続ける男の物語

 
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皆さんこんにちは
今回はとあるホテルレストランを経営する
父親とその息子の悲劇を描いた物語
「穏やかな暮らし」を紹介します。




あらすじ

年下の妻と幼い息子と共に
ドイツでホテルレストランを経営する
初老の男性「ロザリオ」は
ある日、2人組のイタリア人を宿泊させる。

しかしその客の1人は
かつてイタリアに置いてきた
息子「ディエゴ」だった。

初めは息子を歓迎していたが
この出会いが次第に
「ロザリオ」の人生を狂わせる事に・・・

ネタバレ注意

実は「ロザリオ」は元マフィアの一員だったのだ。

しかし同じ組織でヒットマンをやっている
「ディエゴ」の相棒「エドアルド」に
正体を気づかれてしまう。

組織に粛正される事を恐れた「ロザリオ」は
「エドアルド」を殺して証拠を隠滅しようとする。

「ディエゴ」はこの出来事を組織に報告。

逃亡先のドイツで生まれた息子「マティアス」を人質にして
組員と共に「ロザリオ」を殺す事に。

しかし父に情が移った「ディエゴ」は
「ロザリオ」と共に逃亡。

だが抵抗も虚しく
「ディエゴ」は命を落とし
「ロザリオ」だけが生き残ってしまう。

「マティアス」を車に乗せ
ホテルに帰る「ロザリオ」

だが過去を捨て
幸せな人生を歩む事が出来ない事を悟った
「ロザリオ」は家族を捨て
再び何処へと消え去ってしまう。

感想

少し地味だが・・・

過去からは決して逃れる事が出来ない。
ましてや1度手を血に染めた者なら、
それは尚更の事である。

派手なアクションもなく
全体的に落ち着いた雰囲気なので
少し地味ではあるが
いい映画だった。

人間的な弱さを描いた映画でもある

正体に気付いた「 エドアルド 」は別に
それをネタに脅していた訳では無い。

ただ穏便に済ませたかっただけなのだが
万が一の事態を恐れてしまった為
口封じに至ってしまう。

何もしなければ
家族も息子も人生も失う事は無かった。
普通に考えれば分かる事だ。

ただ「ロザリオ」にはそれが出来なかった。
「都合が悪ければ殺す」
「言葉だけで家族の事は見向きもしない」

結局「ロザリオ」は自分の事しか考えない
身勝手な人間だったという事だ。

そして今回の出来事も
全てこうした人間的な弱さから生じた事。

「ロザリオ」に他人を幸せにする事は出来ない。
その事を悟ったから
最後は1人孤独に生きる事を選んだのだろう。

ただ中盤は退屈かも・・・

ただ中盤は少し退屈だったな・・・

「エドアルド」がホテルの従業員に手を出す下りとか
正直いらなかったし
何となく尺を稼いでいるような印象があった。

106分という長さに比べると
少し内容が薄いと感じたな・・・

評価

穏やかな暮らし [DVD]

オススメ度:★★★☆☆

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