黒の塊【映画ネタバレ・感想】血に染まった家族を襲う悲劇の物語

 
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皆さんこんにちは
今回は犯罪一家とその生き方に疑問を持つ長男の
悲劇を描いた物語
「黒の塊」を紹介します。




あらすじ

犯罪組織「ンドランゲタ」が占領する
南イタリアのカラブリア州でドラックディーラーを行なう三男の「ルイジ」
その利益で事業を展開する次男の「ロッコ」
山奥でひっそりと暮らす長男の「ルチャーノ」

だがルチャーノの息子「レオ」が
はずみで敵対組織を威嚇してしまった事がキッカケとなり3人は過酷な運命へと身を投じる事となる。

ネタバレ

「レオ」が敵対組織の店を威嚇してしまった為
ドン・ニーノとの関係が悪化。

さらにその事が端を発して
三男の「ルイジ」が何者かによって殺害されてしまう事態に。

「ルイジ」殺害の犯人をバレーカ(恐らく襲撃した店舗の関係者)だと断言して
報復の準備に取りかかる「ロッコ」だったが
その前に「レオ」が友人の「ペッペ」と共にバレーカの襲撃を計画。

そして決行当日。
バレーカの住居近くの学校に忍び込み
狙撃を試みる「レオ」

しかし狙撃直前になぜか
ペッペは学校を去り
入れ違いで2人組の男が中に入っていく。
(恐らくペッペの父親とその仲閒だと思われる)

すると学校の中で謎のアラーム音が鳴り響いた。

ペッペは不審に思い
その音がする方へと向かうが
その時突然、先の2人組が現れ
「レオ」を射殺してしまった。

(個人的には「ペッペ」が抗争に巻き込まれないようにする為に彼の父親がレオの暗殺を阻止したと考えている)

だが「レオ」の死を知れば
「ロッコ」達は間違い無く
バレーカの仕業だと思い込み
彼らと戦争を引き起こしてしまう。

これ以上報復を繰り返せば
さらに多くの血が流れてしまう。

復讐の連鎖を断ち切る事を決意した
「ルチャーノ」は拳銃で
弟の「ロッコ」を射殺。

駆けつけた仲閒も同時に撃ち殺し
最後は妻の必死の説得に対して
薄ら笑いを浮かべこの物語は幕を閉じる。

感想

復讐は復讐を呼び
やがて大きな戦争を引き起こす。

もしかすると
弟や自分の妻や母親にも
その火種はとんでくるかもしれない。

この事を理解していたからこそ
「ルチャーノ」は
何度も弟達を引き止めようと説得していた。

それどころか
「ルイジ」を殺した犯人だって
ハッキリしていない。

劇中でバレーカが花を弔ったのは
本当に彼の死を悔やんでの行動だったのかもしれない。

実際「レオ」を殺したのは
親友である「ペッペ」の裏切りによるものだ。

そんな中でバレーカと戦争など引き起こせば
それこそ取り返しのつかない事になってしまう。

そうなれば
どの道、自分達が皆殺しにされるのは目に見えていた。

ならいっそのこと、大きな争いになる前に
自分の手で終わらせる方が賢明だと思ったのだろう。


そんな長男の葛藤が良く伝わってくる作品だった。

評価

黒の魂 [DVD]

オススメ度:★★★☆☆

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