Dr.パルナサスの鏡【考察・解説】トニーの正体や額の紋章の意味を考えてみた

2019/03/16
 
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皆さんこんにちは
今回は不思議な世界観を描いた映画「Dr.パルナサスの鏡」
に登場する人物「トニー」について考察していこうと思います。

額の紋章や終盤のやり取りなど
何かと謎の多い人物「トニー」

果たして彼は何者なのだろうか?

 




トニーの正体は?

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 335026view001.jpg です
出典元:ヤフー映画


額の紋章や悪魔が彼の命に執着する事から
何か特別な存在のように感じるが
そんなことはない。


トニーの正体は普通の人間なのだ。


ではあの額の紋章は何だったのか?
そして彼が持っていた石版は何を意味するのだろうか?

あれはロシアマフィアが
裏切り者を処刑したと言うメッセージを伝える為に
刻みこんだものであると考えている。

トニーが持っていた石版には
パルナサス博士が持っていたタロットカード「ハングドマン」と
同じ記号が記されていた。
(ただ微妙に紋章の形が違うので
この石版がハングドマンを暗示しているかは定かではないけど・・・)


つまりトニーはロシアンマフィアに
ハングドマンを見立てて首を吊られたのだ。


何でも「ハングドマン」は
イタリアの刑罰が由来になっているらしい。

「ハングドマン」=「裏切り者への刑罰」という意味で
ロシアンマフィアは「トニー」を処刑したのだろう。

額の紋章について、詳しい事は分からなかったが
ロシアのマフィアが書いたのはほぼ間違いない。

となるとあの紋章も粛正する際に
用いられる、裏切り者を指し示す
メッセージの類いだったのだろう。

 

トニーとパルナサスの出会いは偶然だった

出典元:ヤフー映画


パルナサスはトニーと出会う前に
タロットカードで占いで「ハングドマン」の正位置を引き当てていた。

これは「与えられた試練を乗り越えると報われる」という意味だ。

そしてその直後に「パルナサス」は
「ハングドマン」を暗示して首を吊られていた「トニー」を見つける。

だから「パルナサス」は「トニー」が試練を与え
望みを叶えてくれる「Mr.ニック(悪魔)」の使いだと勘違いした
のだ。

だが実際、「トニー」は悪魔の使いでも何でも無い。
ただマフィアを裏切って首を吊られただけなのだ。

証拠に悪魔である「Mr.ニック」は「トニー」を「部下ではない」と説明していた。

 

何故ニックはトニーを殺そうとした?

出典元:ヤフー映画


しかし物語の終盤で「ニック」は
「トニー」を殺せば「ヴァレンティナ」を返してやると
「パルナサス」に提案する。

なぜなのか?

原因は2人の賭けを「トニー」が妨害したからだ。

中盤で金持ちのマダムを「トニー」が説得して
欲望に生きる悪魔の選択を阻止してしまったシーンがある。

だが悪魔からすれば
どこぞの馬の骨かも分からないような奴のせいで
賭けに負けてしまうのは
とても不快に感じただろう。

その後コブラのような姿になった「Mr.ニック」が悔しがる様子を
見せていたのはその為である。

しかし「トニー」の妨害はこれだけではない。

彼は「 ヴァレンティナ 」を
空想の世界へ連れ込んでしまったのだ。

その結果として「 ヴァレンティナ 」は
「Mr.ニック」が地獄へと連れて行く
5人目の人間となってしまった。

ゲームを妨害された上に
賭けの賞品を台無しにされた。

だから「Mr.ニック」は「トニー」を殺そうとしたのだ。

 

まとめ

要するに「トニー」は
賭けを妨害しただけの「悪党」だったという事だ。

でもこうして見ると「 Dr.パルナサスの鏡 」は
悪人である「トニー」を罰する物語でもあるように思えるな。

本作には他にも様々なメッセージが
込められているらしい。

改めて見返してみると
意外な発見があったりするかもしれないね。

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相変わらず伏線だらけで
考察のやりがいがあった映画でした。

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