真実の瞬間(1991)【映画感想】赤狩りによる人々の苦悩と闘いを描いた作品

 
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皆さんこんにちは。
今回は共産主義者を排除する「赤狩り」運動によって
人生を奪われた監督の苦悩を描いた物語
「真実の瞬間(guilty by suspicion)」を紹介します。




あらすじ

1951年、売れっ子監督だった「デイビット・メリル」は
ある日、20世紀フォックス社の社長「ザナック」に呼び出される。

そこで「デイビット」は
共産主義のスパイの容疑をかけらている事を知る。

「デイビット」を気に入っていた「ザナック」は
彼をこれからも映画業界で働かせる為に
とある提案話を持ちかける。

それは自身の友人達を
共産主義者として秘密裏に証言するという内容だった。

オススメ度:★★★★★

あらすじからも分かるように
この作品はテーマが重い。

共産主義者と疑われた為、
今まで築いていた社会的地位を全て失ってしまう主人公。

今までの恩人や信頼していた仲閒が
共産主義の疑いをかけられている事を知っただけで
離れてしまう。

「真実の瞬間」では
こうした人生を失った人々の
苦悩や闘いをこれでもかと言うくらいに
描かれてる。

だからこそ家族の愛が尊く思える

ただ内容が重いからこそ
「デイビット」と元妻「ルース」そして息子の「ポーリー」との
親子の愛が尊く感じた。

友人達に見捨てられても
妻や子供だけは最後まで傍にいてくれた。

だからこそ「デイビット」も
最後まで闘い続ける事が出来たのだろう。



以前の「デイビット」は監督の仕事ばかりで
家族をほったらかしにしていた。
(その為ルースとも離婚してしまった)

だがスパイ容疑をかけられた事で
仕事を失い
結果として家族の時間が増えて
息子と触れあう時間も多くなったのだ。

父親と触れあう時間が多くなり
息子は凄く嬉しそうだけど
「デイビット」の状況を考えると
複雑な気分になってしまう。

ラストシーンは必見

「真実の瞬間」のラストシーンは
かなり気に入っている。

審問会に呼び出された「デイビット」は
公衆の面前で
友人の名前を証言されるように命令される。

しかしあらぬ疑いをかけられ
人生を奪われた「デイビット」はついに怒りをあらわにして
非米活動委員会と言い争いを始めるのだ。

理不尽な扱いをみせられた分
お偉いさん方に正論を投げかけるシーンは見てて
スカッとしたな。






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