映画「ボビーフィッシャーを探して」【感想】親の在り方と子供の孤独を描いたヒューマン映画

 
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皆さんこんにちは

今回はチェスの才能を持つ少年の苦悩を描いた物語
「ボビー・フィッシャーを探して」を紹介します。





あらすじ

7歳の「ジョシュ」は、
公園で行なったチェスをキッカケに
自分がチェスの才能を持っている事に気付く。

以来、タイトルを総ナメしていき、
やがて「ジョシュ」は伝説のプレーヤー「ボビーフィッシャー」
の再来と呼ばれるようになるのだが・・・

評価

ボビー・フィッシャーを探して [DVD]

オススメ度:★★★★★

子育ての在り方を考えさせられる

出典元:映画.com

チェスを通じて親や周囲の人間と触れあう事で
成長していく「ジョシュ」を描いた素晴らしい映画だった。

最初は順調だったけど
父親の期待を裏切る事が怖くなり
負けを恐れるようになる。

やがてプレッシャーを感じた「ジョシュ」は
スランプになりチェスを楽しむ事が出来なくなってしまう。

スランプを脱する為に厳しく指導する父親
思い詰める息子の身を案じる母親
両者は衝突してしまうのだ。

父親は息子を立派にしてやりたいって
思いもあるのだろうが
それ以上に親としての名誉が欲しかったのだろう。

最初は息子の為を思ってやっていた事が
いつの間にか、自分の為になってしまっている。

自分も幼い頃は
親の理想像を押し付けられて育ったから
よく分かる。

良かれと思った事が
子供にマイナスの影響を与えていたのだ。

子育ての難しさが伝わってくる映画だったな。

最終的に父親は過ちに気付き
考え方を変える事になる。

「子供が望んだやり方で勝利へと導いていく」

世間で正しいと言われているやり方は
必ずしもそうだとは言えない。

今、「ジョシュ」は何を望んでいるのか?
それを念頭において
接するようになった。

父親はチェスで勝つ事よりも
大事な事に気付いたのだ。

子は様々な人を見て育つ

出典元:映画.com

終盤のチェスで
「コーチ」や「公園のならず者」
様々な人達の教えを取り入れて
臨機応変に対応するシーンは印象的だった。

この世に正しい生き方など存在しない。
大事なのは様々な考えを知って
自分なりの答えを出していく事である。

「ジョシュ」は周囲から
プレーヤーは敵であると教えられた。

しかし本人はそう思わなかった。

それどころか、
負けた相手の事を考えて引き分けを提案したり
敗者を気遣い、慰める姿を見せていた。

これは様々な人と触れあい
そしてチェスを通じて闘いを経験した
「ジョシュ」なりの答えであり同時に
成長した証でもあるのだ。

そしてその姿を
影から笑顔で見守る両親。

このシーンは泣きそうになってしまったな。


まとめ

出典元:映画.com

「 ボビー・フィッシャーを探して 」は
チェスを題材にしているが
それ以上に親の在り方や子供の成長を描いた映画でもある。

経験を通じて成長する子供
そしてその大切さを影からサポートする両親。

子育ての大変さと素晴らしさが
とても伝わってくる作品だった。

チェスに詳しくなくても
楽しめる作品だから
気になった人はぜひ鑑賞して欲しい。

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