【血のお茶と紅い鎖・解説・考察】ラストやネズミの行動の意味を考えてみた

2019/04/20
 
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解説

 

ネズミは何がしたかった?

 

恐らくネズミは
人形のことを1人の女性として
愛してしまったのだろう。

3匹のネズミのうち
1匹だけは
体にヒモを結びつけ
まるで恋人のように
人形を愛でていた。

しかしタマゴから孵化した
人形そっくりの人面鳥を見て
ネズミはこう思ったのだろう。

この人形にも、
あの鳥のような命が欲しいと・・・

そこで1匹のネズミは旅に出た。

クモ女から貰った鳥の羽で
「翼」と
カエル男から貰った心臓で
「命」を作る為に。

だが命を作ることなど
誰にも出来なかった。

その後、なぜネズミが
カラス達の木に
人形を吊そうと思ったのかは
分からない。

だがそうすることで
命が宿るのだと
信じていたのかもしれない。

駆けつけたネズミの仲閒と
カラス達のもみ合いで
人形がちぎれた時、
あのネズミは
誰よりも悲しんでいた。

人形を
人形以上に愛してしまった
心情の表れなのだろう。

そう考えると
何だか切ない気分になってしまうな・・・

 

最後のシーンの意味は?

血のお茶と紅い鎖のラストシーン。

ティーポッドの中から
縫われた葉っぱが出てきて
それを開くと
黄色の水晶(?)が入っていた。

あれはどういう意味なのだろう?

恐らくこの映画は動物を
血肉とする人間達の姿を
比喩したものではないだろうか?

ティーポッドの中は
カラス達の世界と
繋がっているような描写があった。

つまりカラス達は人間達が
作り上げた世界(ティーポッド)
の中で生きており
人間達は
そんな世界で生きる動物達を喰らい
血肉を得ているということだ。

葉っぱに巻いた
人面鳥の死体を川に流すと
ティーポッドから出てきたのは
そういう意味ではないだろうか?

では葉っぱから出てきた
黄色の水晶は何なのだろうか?

調べてみると
黄色の水晶は「シトリン」と呼ばれており
富や繁栄をもたらすとか・・・。

そう考えると一連の描写は
「人間は動物の血肉で富や繁栄を築いている」
現代の社会を比喩しているのだろう。

考え過ぎかな・・・?

 

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